保険適応の被せ物について #千歳烏山 歯科 #マツムラトシオ歯科
2025年10月3日
こんにちは、歯科医師の丸本です。
前回は支台築造(土台の治療)について説明させていただきました。
今回は被せ物についてお話ししたいと思います。
被せ物は歯全体を覆うように装着して、かみ合わせや見た目を回復させます。
素材により、<保険適応でできるもの>と<保険適応外(自費)>のものがあります。
今回は<保険適応でできるもの>についてお話したいと思います。
<保険適応でできるもの>としては銀色の被せ物(銀歯)の樹脂の被せ物(CAD/CAM冠)があります。
[銀歯]

昔から使用されているものですが、金銀パラジウムを主として複数の金属を混ぜ合わせて作られています。
メリット:金属なので強度があります。保険診療なので費用も抑えられます。
デメリット:銀色なので口の中だと黒光りして目立ちます。また自費のものに比べると精密度が劣るのでしっかり手入れしないと虫歯になりやすいです。また金属アレルギーのリスクもあります。
[CAD/CAM冠]

歯科用レジン(樹脂)にセラミックの粉末を混ぜ合わせて作ったブロック状の物を機械で削り出して作ります。
メリット:保険内で白い被せ物ができます。
デメリット:厳密な色合わせはできないため天然歯のような色調調整はできません。また、樹脂素材のため変色着色がしやすく、耐久性に劣ります。
次回は<保険適応外(自費)>のものについてお話したいと思います。
京王線 千歳烏山駅 徒歩30秒
医療法人社団 松希会
マツムラトシオ歯科






