以下の症状に、心当たりはありませんか?
☑ 昼間から眠くて「ウトウトしてしまう」
☑ 家族やパートナーから「いびきがうるさい」と指摘された
☑ 寝ているはずなのに「疲れが取れない」
☑「集中力や記憶力が下がっている」気がする
もし当てはまるなら「睡眠時無呼吸症候群」の可能性があります。
睡眠時無呼吸症候群 / SAS(サス)とは? – マツムラトシオ歯科(千歳烏山)
睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)とは、睡眠中に呼吸が止まる「無呼吸」が繰り返される病気です。
呼吸が止まってしまうのは、寝ている間に舌や軟口蓋(上顎の奥のやわらかい粘膜)の筋肉が弛緩してしまい、空気の通り道である気道を塞いでしまうことが原因です。
睡眠時無呼吸症候群は、男性だと30代以上、女性だと50代以上の方に多く見られる傾向があります。
また、無呼吸と診断されるのは、10秒以上の無呼吸が1時間あたりに平均5回以上ある方になります。ご自身やご家族の方で「日中の眠気」や「いびき」がある方がいらっしゃましたら一度検査を受けることをおすすめします。
睡眠時無呼吸症候群が生じる原因 – マツムラトシオ歯科(千歳烏山)
睡眠時無呼吸症候群には以下のような原因があります。
どれも「気道」を狭くしてしまう要因となっているものです。
・肥満
・顎が小さい
・鼻閉(びへい)
・加齢
・飲酒
・睡眠薬等の服用
睡眠時無呼吸症候群の治療法 – マツムラトシオ歯科(千歳烏山)
睡眠時無呼吸症候群の原因は、上記でお伝えした「気道の閉そく」です。
つまり、気道の閉そくを誘発している事柄で、ご自身で改善できるもの(肥満等)は改善して頂きながら、医院では次のような取り組みを行います。
スリープスプリント
耳鼻科との連携で睡眠中に装着するマウスピース型装置を製作します。
スリープスプリントを装着することで、顎の位置を固定され、睡眠中に気道が塞がるのを防ぐことができます。
保険適用で作製できるのが最大の利点ですが、しゃべりにくい/水が飲めない/装着時の違和感が大きく、また装置の微調整が困難であることが欠点です。
睡眠時無呼吸症候群と「事故」の関連性 – マツムラトシオ歯科(千歳烏山)
睡眠時無呼吸症候群は、2003年、山陽新幹線の運転手が居眠り運転をしたニュースで有名になりました。
幸いケガ人は出ませんでしたが、その運転手が後に睡眠時無呼吸症候群であると診断されたのです。
この例だけでなく、仕事としてトラック、バス、タクシー、鉄道、船、飛行機など運転する人は、日本には300万人以上もいます。
職業として運転している人には肥満傾向の男性が多く、睡眠時無呼吸症候群の発症リスクが高いとされています。
過去にトラック運転者2万人に対しておこなった大規模な調査によると、中~重症の睡眠呼吸障害があると診断されたトラック運転者の86%が、眠気などの自覚症状に乏しいという結果がでました。
多くの研究により、睡眠時無呼吸症候群の患者さんは、健常者よりも交通事故を引きおこす確率が高いことがわかっています。
バスやトラックや車の居眠り運転事故は、ブレーキをふまないまま発生することが多いため、致死率が高い大きな事故になりやすい傾向にあります。
ふだんから十分睡眠をとり、睡眠不足が生じないように、規則正しい生活習慣を心がけましょう。
そして、睡眠時無呼吸症候群であれば、適切な治療を行うことを強くお勧めします。
初診「個別」相談へのご案内
千歳烏山の歯医者 (マツムラトシオ歯科) では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんな事でも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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