根管治療について #千歳烏山 歯科 #マツムラトシオ歯科
2025年10月20日
こんにちは、歯科医師の丸本です。
今回は深い虫歯の治療についてお話させていただきます。
歯の中には「歯髄」といって、神経や血管が含まれる組織があります。
虫歯菌が歯の中にある歯髄まで感染した場合、ズキズキと痛んだり、腫れたりします。
深い虫歯や外傷などにより歯髄が感染すると、歯髄を取り除く「根管治療」が必要となります。
説明の際は「神経をとる(抜く)治療」と表現したりします。
歯髄をとると、歯が脆くなり強く噛むことを繰り返していくと亀裂や歯の根っこが割れてしまう可能性があります。 なので極力歯髄は残したほうがいいのですが、保存が難しい場合もあります。
感染した歯髄をずっと残したまま放置すると、歯の内側からや、根っこの先の方にまで炎症が及び抜歯の可能性も…。
将来的に歯を残せるかどうか大事な治療法でもあります。
治療の流れとしては
①検査
レントゲン撮影を行い見た目ではわからない、感染の広がり具合や歯の状況を調べ、診断します。
②感染部の除去
感染した部分を器具を使って取り除き、根っこの先までの歯髄を除去します。
局所麻酔を行ってからの処置のためほとんど痛みを感じません。
根管はそれぞれ細く曲がっていたりすることがあるため、専用の器具を使って、それぞれの根管ごとに形を整えながら汚染歯質を除去していきます。

③洗浄消毒
状況に合わせた薬剤で根管内を消毒します。
④根管充填
根管治療を繰り返し行い、痛みや炎症が落ち着くと、再び細菌感染しないように、専用の材料(ゴム材)で隙間無く根管内を埋めます。
⑤補綴物の治療
根管治療後の歯は歯髄が残っている歯に比べて脆くなっているため被せ物で補強します。
被せ物を作るために土台の治療を行い、最終的な被せ物を作ります。
根管治療を行っている期間は治療している歯が一時的に痛むことがあります。
通常は数日で収まりますが、辛い場合は処方された痛み止めを服用してみて下さい。
根管治療後、被せ物を行ったあとも、日々の口腔ケアがとても大切です。
被せ物をしたらもう虫歯にはならないと思われますが、被せ物のきわにプラークがたまるとそこから中にまた虫歯ができることも…
正しいブラッシングやフロス、定期検診を行うことも大切です。
なるべく虫歯が深くなる前に、定期的に歯科受診をしてみて下さい。
京王線 千歳烏山駅 徒歩30秒
医療法人社団 松希会
マツムラトシオ歯科






