ドライマウス(口腔乾燥症)
2016年02月13日
ドライマウス(口腔乾燥症)は唾液の分泌低下により口腔内が乾燥する状態をいいます。
ドライマウスの症状
・口の中が渇く
・ネバネバする
・ひりひりする
・しゃべりにくい
・味が鈍く感じる
・飲み込みにくい
・舌が痛い
・入れ歯が入れにくい、入れ歯を入れると傷つけやすい
・口臭
・夜中に喉はりつく感じがしておきてしまう
など
唾液の分泌が減ってしまうと一日中何らかの症状を自覚するようになります。
また唾液が減ることで起こりうることとして
・虫歯が増える
唾液は虫歯菌から生成され歯を溶かす酸を中和したりまた唾液の中に含まれる成分で再石灰化します。唾液が減ってしまうことで虫歯になりやすくなります。
・歯周病の進行
唾液には菌の増殖を抑え口の中をきれいにする作用があり、唾液量の低下により歯周病菌が多い状態が保たれると歯周病が進行しやすくなります。
・口内炎ができやすくなる
唾液は歯肉や舌、頬粘膜の保護の役割があるため、唾液が減ることで直接粘膜にあたり傷つくことで口内炎ができやすくなります。
・カンジダ菌が増殖し舌がひりひりする
口腔内の唾液量低下は細菌やカビの活動が活発になるためカビ(カンジダ菌)が増殖しやすくなるため舌や歯肉に痛みが出ることがあります。
・口臭が強くなってくる
唾液量が減り唾液の殺菌作用が弱くなると、もともとあるお口の中の最近の数やバランスが崩れます。崩れることにより口臭が強くなることがあります。
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