おやしらずの抜歯後の注意事項
2016年01月19日
おやしらずの抜歯はみなさん抵抗があるかもしれません。
周りの歯肉が腫れて痛みがでたり、ひどいときは熱がでたりもします。そうなってしまったら歯医者へ行くことになり、歯医者さんからは「少し炎症を抑えてから抜歯しましょう。」と言われるでしょう。
いざ、決意を固め歯医者で抜歯をします。
さて、そのあとはどうすればよいのでしょうか?
抜歯後の注意事項として
・抜歯後止血用のガーゼをしっかり咬む
20分ほどしっかり咬んで止血させます。止血しているのを確認してから帰っていただきますが、治療後立ち上がり帰るころには血圧が上昇します。麻酔が切れやすい人は少し痛みを伴うことで血圧が上昇します。その時に出血するのを防ぐ目的もあります。この時にガムをかむみたいにガーゼをクチャクチャとかんでしまうと、刺激で出血してしまいます。しっかり20分噛みましょう。
・食事は麻酔がきれてから
全く感覚がない状態(麻酔が効いている状態)で食事をすると頬っぺたの内側や舌を咬んで傷つけることがあるので、麻酔が切れてから食事をとるようにしましょう。お水などの飲水はOKです。
・血が止まりにくくなることをしない
痛み止めを飲んで痛くなかったとしても、血流がよくなるようなことはしないようにします。 飲酒、運動、湯船に長時間つかったりするなど、血流がよくなると抜歯後の出血につながりますので避けましょう。
・薬をきちんと飲む
処方されたお薬を指示通りきちんと飲むことが大切です。感染防止のための抗生剤や痛み止めを忘れずに飲むことで抜歯後のトラブルを回避できます。
・喫煙しない
たばこを吸われる方は数日は控えましょう。抹消血管を収縮させるため傷の治りがおそくなってしまいます。
・刺激を加えない
強いうがいや指や舌でさわること、歯ブラシなどの刺激はしないようにします。抜歯後の治っていく過程でお口の中も、指や膝を擦りむいたときと同様にかさぶたができます(血餅)。これがとれてしまうと痛くなるのと同様に抜歯後も痛くなりますので、刺激を加えて血餅が取れてしまわないようにしましょう。
・冷やしすぎはよくない
おやしらずの抜歯後には傷を治そうとその部分に熱をもちます。冷えピタなどで冷やすと楽になると思います。ただ、過度に冷やすのはよくありません。抜歯した後傷が治っていくのに熱を持つのは正常なことなので、あまり冷やしすぎてしまうと血流がわるくなるのでかえって治りが遅くなります。冷やしすぎをしないようにしましょう。
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