骨造成のメリット、デメリット
2016年2月4日
インプラント治療は人工の歯根(チタン製のフィクスチャー)を顎の骨に埋入してその上に上部構造体を装着することです。
インプラント治療の際には全身状態を把握するため問診から採血などの術前検査から現在のお口の中の状況、かみ合わせ、歯がない部分や残っている歯の状態(虫歯や歯周病など)を診たり模型を作成しCT検査など行い総合的に診断したうえで埋入できるか判断します。
骨が薄い場合は通常のテクニックでは埋入できません。
骨の厚み高さを増す骨造成を行いフィクスチャーを埋入する方法と骨造成を行わず埋入する方法があります。
それぞれのメリット、デメリットについて説明します。
骨造成をする場合
メリット
・従来骨があったように骨造成をすることで健康的な美しい歯茎の形態をつくることができる。
・しっかりと支えることができる。
・本来歯があった場所へインプラント(フィクスチャー)が埋入できるようになるため自然な歯の形態だけでなく、歯磨きやその後の衛生管理がしやすい。
デメリット
・手術回数が増えることがある。
・テクニックが必要で術者により結果に差がでる。
・手術回数が増えることで治療終了までに時間がかかることがある。
骨造成をしない場合
メリット
・手術回数が少なくなることで治療期間の短縮が図られる。
・
デメリット
・多少骨のないところでもそのまま行うことがあるので時間の経過とともにフィクスチャーが露出してくることがある。
・垂直的に骨の高さが足りないときに斜めに埋入した場合、歯磨きがしにくくなることがありインプラント周囲炎の可能性が高くなる。
・上部構造(歯の形)が長くなったり大きくなったりして、歯茎のラインが大きく乱れ美しくない。
現在、骨造成を行う際には医療施設の基準がクリアされていたり、Dr.の経験症例数やトラブルがなく行えているかなど審査され問題ない場合に厚生労働省の認定を受けた上で治療できるようになりました。
骨が薄くて難しいといわれた方にもインプラント治療は可能ですが、骨造成の有無でそれぞれメリット、デメリットがあります。
インプラント相談や治療計画の説明を聞く際の参考にしていただけらと思います。
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厚生労働省 認定
マツムラトシオ歯科認定再生医療等委員会
細胞加工施設の構造設備、細胞の品質管理、倫理委員会の設置など、患者様に安心かつ安全に医療が提供できる体制で治療を行ってまいります。
千歳烏山駅周辺の方はもちろん、八幡山駅、芦花公園駅、仙川駅、つつじが丘駅ご利用の方にも通院しやすい場所となっております。
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マツムラトシオ歯科
インプラントアンチエイジングメディカルセンター千歳烏山
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